【第5号】僕が、シンガポール国家に「人生を査定」された日
「このまま日本にいても大丈夫だろうか?」円安、増税、キャリアの閉塞感…。そんな不安を抱えるあなたへ。海外在住10年の筆者が、国に頼らず、個人で資産と未来を守るための「生存戦略」を、毎週お届けします。
Zumin
2025.08.23
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1. 人生の“デューデリジェンス(資産査定)”
こんにちは。【週刊】戦略的海外移住 | 世界の羅針盤のZuminです。
先日、僕は、シンガポールの永住権(PR)を申請しました。
それは、単なる行政手続きではありませんでした。僕が、海外で生きてきたこの10年間の全てを、一つのデジタルファイルに凝縮し、「あなたはこの国に、貢献する価値のある人間か?」と、国家から“査定”される、極めて個人的で、そして、壮絶な体験でした。
申請書類を一つ一つ埋めていく作業は、まるで、自分自身の人生を冷徹な投資家(シンガポール政府)の視点でデューデリジェンス(資産査定)するような、不思議な感覚でした。
そして、この経験は僕に「戦略的海外移住」の本質を改めて教えてくれました。
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続きは、1376文字あります。
- 2. なぜ、永住権は「最強の盾」なのか
- 3. 今週のnote:「自分の身は、自分で守る」という、新時代の“当たり前
- 編集後記
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